技術情報

フレッシュコンクリート打継ぎ用接着剤

KSボンド

  • コンクリート舗装
  • 道路橋鋼床版

KSボンドは、鋼材またはコンクリートを被着体としたフレッシュコンクリートの打継ぎに用いる、耐水性、耐熱性を備えた高耐久型のエポキシ樹脂接着剤です。
KSボンドは、施工時期に応じた3タイプを用意しており、5~60℃の広い温度範囲で良好な施工性を備えています。そのため、厳しい施工条件や供用環境下における鋼製またはコンクリート製土木構造物の補強における付着オーバレイコンクリート工事に適しています。

NETIS番号:KT-160058-A

 

特長

  • 01

    即時交通解放が可能

    超速硬コンクリートを用いた場合において材齢3時間の強度発現に合わせて接着剤が硬化することで即時交通開放が可能です(被着体温度10℃以上)。また、施工時期・環境による幅広い被着体温度(5℃~60℃)に対応する3種類のタイプを用意しています。

  • 02

    高耐久性

    接着強度は、3日間の98℃熱水浸漬試験(JIS K 6857処理条件E:97~100℃)後においても付着強度が低下しない事を確認しています。また、凍結融解試験(JIS A 1148:18~5℃、300サイクル)においても良好な凍結融解抵抗性を有しています。
  • 03

    疲労耐久性

    道路橋鋼床版とRC床版の各々について、各機関((独)土木研究所、(一財)施工技術総合研究所、日本大学生産工学部)所有の輪荷重走行疲労試験機による疲労耐久性の検証を行い、水張条件においても付着強度が低下しない事を確認しています。
  • 04

    遮塩性

    電気泳動によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験方法(案)(JSCE-G571-2003)によって優れた遮塩性能を有していることを確認しています。
  • 05

    防錆性

    鉄筋防錆剤の品質確認試験法(JIS41-2004)によって防錆性能を有していることを確認しています。