技術情報
路上再生路盤工法
老朽化した既設舗装版を、新規舗装の強固な路盤として、現位置で再生利用する省資源・省エネ・公害防止のアスファルト舗装修繕・補強工法です。
本工法は、高性能の破砕混合機(スーパー・スタビライザetc.)を使用することにより、既設舗装のアスコンを破砕後、セメントあるいは瀝青材料等を加え、攪拌、混合、転圧を行いますので、従来の切削・オーバーレイ工法、打換え工法等に比べて、経済的かつ耐久性のある路盤が築造されます。
特長
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01
省資源に貢献
既設舗装のアスコンや路盤材を新設舗装の路盤として再利用するので、既設舗装を撤去し新たに舗装を構築する打換え工法と比べて、建設発生材の抑制が図れます。
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02
経済的
打換え工法とは異なり、新規路盤材を搬入する必要がない他、建設発生材の運搬費や処分費用が軽減できます。
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03
工期の短縮
既設舗装の撤去、路盤の入れ換え作業が不要なので、工期を短縮できます。
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04
交通公害の低減
運搬に伴う騒音・粉塵等の交通公害を低減できます。