技術情報
ICTを活用した施工技術
自動運転ローラー
鹿島道路は、舗装工事に使用する重機の自動運転に挑戦しています。その第一段としては、粒状路盤材やアスファルト混合物を締め固める「ローラー」の自動運転を実現しました。
※自動運転ローラーは鹿島建設と共同開発
特長
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01
ロボットが工事する近未来
様々な施工機械が稼働する建設現場において、各種センサーやAI技術を機械に組み込むことによって、ロボットが活躍するアニメやSFの世界を現実のものとしていきます。
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02
自動化による省人化と生産性向上の両立
施工機械には最低でも1人の運転者が必要で、機種によっては、複数名が必要となるものもあります。自動運転が可能になると、例えば、「1人の管理者が複数の施工機械を同時に制御する」ということができ、従来よりも少ない人員で工事を行うことが可能となります。また、本技術をより高度化することで、安全を確保したうえでの無人化施工が実現できます。日中の有人施工と夜間の無人施工を組み合わせるといったことで、生産性を大きく飛躍させることも可能となります。
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03
機械化がもたらす現場の安全性
鹿島道路の機械系エンジニアは、常に、現場の機械化を考えています。現場の人手が減ることは、人と機械により起こるアクシデントの発生リスクを低減することにつながります。
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鹿島道路の機械・システム開発
「無いなら作ればいい」鹿島道路の機械系エンジニア達は、このモノづくり精神で、現場が直面する課題をいくつも解決してきました。ICT全盛の現代においてもそれは変わらず、今もなお新しいことにチャレンジしています。