技術情報
簡易路上表層再生工法
ヒートスティック工法
ヒートスティック工法は、ロードヒータ車を使った簡易路上表層再生工法で、主に軽交通路線対象のアスファルト舗装の美観・走行感の改善を目的とした維持工法です。
埋設工事の復旧跡やパッチング等による段差の改修に適した、安価で廃材が発生しない環境に優しい工法です。
ヒートスティック工法による凍結抑制舗装は、こちらをご覧ください。
特長
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01
美観・走行感の改善
パッチング跡や埋設工事の仮復旧の段差、軽微なひび割れの解消が図れ、平たん性が改善されます。 注)亀甲状ひびわれのような、構造的な破損が発生している箇所への適用は困難です。
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02
CO2排出量の抑制
切削オーバーレイ工法に比べCO2排出量を約40%(試算)低減できる環境に優しい工法です。 -
03
当社独自のロードヒータ車
路面加熱にはロードヒータ車を使用します。 熱風炉で発生した熱風を路面に吹付け、循環させるクローズドシステムなので、 外部への熱の散逸が少なく、安全に作業ができます。 また、舗装表面の燃焼による発煙やアスファルトの劣化が抑えられます。 -
04
省資源・低コスト
新材使用量が少なく、かつ、廃材が発生しないことで、安価な施工を実現しています。