技術情報
高耐久型オーバーレイ工法
薄層コンクリート付着オーバーレイ
薄層コンクリート付着オーバレイ工法とは、既設コンクリートの表面に付着を高めるための下地処理を施した後に薄層のコンクリートオーバレイ層を敷設して一体化させるものです。
当社では、下地処置に付着性を高める接着剤を用いる工法を確立し、廃棄物発生量の抑制ならびにコスト縮減を図っています。
特長
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01
廃棄物発生量の抑制
コンクリート舗装の打換え工法では既設コンクリート舗装版の全てを廃棄物として処理する必要がありますが、薄層コンクリート付着オーバーレイでは部分切削となるため大幅に廃棄物処理量が削減されます。
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02
コスト削減
薄層コンクリート付着オーバーレイ工法は、打換えと比較し、廃棄物処理量と新たに使用するコンクリート量の削減が図れることで、コスト縮減となります。
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03
工期短縮
打換え工法よりも工種および工程が少なく、施工日数の短縮が図れます。
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04
高耐久性
薄層コンクリート付着オーバレイの耐久性は、航空機荷重が及ぼす影響を踏まえて検証し、高耐久性を確認しています。
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05
大規模施工
大規模施工を想定した特殊施工機械(自動塗布機、接着剤混合機)を用いることで、施工効率向上と省力化が図れます。