技術情報
ICTを活用した施工技術
三次元マシンコントロール
三次元マシンコントロールとは、施工対象物の三次元設計データと重機の作業装置の位置や姿勢情報をもとに、重機の作業装置を自動制御する技術です。制御方式には、トータルステーション方式、GNSS方式、高精度GNSS方式の3種があります。
当社では、保有する舗装機械の大部分に三次元マシンコントロール対応の機構を備えており、中央拠点の機械センターだけでなく、全国の支店にも種々の機械を配備しています。
当該技術を用いた高精度な施工により、高品質な舗装を築造と効率化による工事期間の短縮、省人化によるスマート施工を実現しています。
特長
-
-
01
面的施工による品質の向上
三次元マシンコントロールを使用することで、面的な施工を行うことが可能となり舗装の品質の向上につながります。
-
-
02
施工時間の短縮が可能
工種によっては、マシンコントロールを使用することで、従来施工よりも、施工に要する時間の短縮効果が得られます。
-
03
安全性の向上
マシンコントロールを使用することで、重機のオペレータは施工機械の周辺に気を配ることができるようになり、作業場所の安全性が向上します。
これらの効果は定量的に証明されています
出典:国立研究開発法人 土木研究所「平成29年9月 情報化施工導入効果検証に関する共同研究報告書」
-
04
舗装工事の主要機械(自社保有)のほとんどに対応
自社で保有する舗装機械のほとんどに対応しています。
-
鹿島道路はICT施工のパイオニア!
日本で初めて三次元マシンコントロールを舗装工事に導入したのは鹿島道路なのです!
-
機器の操作・活用方法は専門社員が伝授!
鹿島道路では、ICT施工の基本から応用までを習得する段階的な研修を定期的に開催しています。