技術情報
多機能路面測定評価システム
多機能路面測定評価システムは、普通乗用車に各種計測機器を装着した鹿島道路独自の路面測定車です。この装置は、路面性状自動測定装置の性能確認試験に合格した測定車で、舗装の点検業務に活用できます。
特長
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01
安価で簡易で効率的
舗装の維持管理では、「いつ」「どこを」「どのように」補修すればよいのか?鹿島道路では道路施設の効率的な維持管理に向け、安価で簡易に路面の健全度評価するための、多機能路面測定車による路面性状評価システムを提案します。
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02
各種路面性状評価方法
路面のひび割れ評価 車両上部に取付けたラインスキャンカメラにより、路面画像を1mm間隔に取得し、路面のひび割れを評価します。
路面の平坦性評価 車両下部に取付けたレーザ変位計により、路面の縦断凹凸を測定し、平たん性およびIRIの状況を評価します。また、本測定器を用いることで、路面の段差量を同時に測定できます。
路面のわだち掘れ量 車両後部に取付けたレーザスキャナにより横断形状を計測し、路面のわだち掘れ量を評価します。
タイヤ/路面騒音 車両後部左タイヤに設置した騒音計により、タイヤ/路面騒音を評価します。
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03
測定車両の機構