技術情報
スリップフォーム工法
舗装用スリップフォーム工法とは、コンクリートの敷均し、締固め、成型、表面仕上げ等の機能を兼備したコンクリートスリップフォームペーバ(CSP)を用い、型枠やレールを使用せずにコンクリート舗装を連続的に施工する工法です。セットフォーム工法に比べ、型枠やレールの設置および撤去作業が不要であること、使用する施工機械が少なく作業工程が簡素化できること、それに伴い舗設に要する作業人員が削減できること、施工能力が大きく施工速度が速いことなどの特長を有しています。
特長
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01
省力化・省人化
型枠・レールの設置・撤去作業が不要のため仮設工が大幅に軽減でき、省力化・省人力化の実現が可能です。
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02
工期短縮とコストダウン
作業工程が簡素化できるとともに施工速度が速く、大幅な工期短縮とコストの低減につながります。
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03
ICT施工
ICT技術を用いたマシン制御も可能であり、トンネル内などの狭い施工エリアにおいてストリングワイヤを必要としないなどのメリットがあるとともに、高い精度での仕上がりを実現することが可能です。