技術情報

凍結抑制舗装

グルービングウレタン工法

  • トンネル出入り口
  • 交差点手前
  • 車道

グルービングウレタン工法は、アスファルト舗装、コンクリート舗装面にグルービングを施し、この溝の中に弾性のあるウレタン系樹脂を流し込んで仕上げる物理系の凍結抑制舗装工法です。
舗装表面に弾性部分を作ることにより、走行車両のタイヤ重量で樹脂部分がたわみ、冬季にみられるアイスバーンが形成されにくくなります。またアイスバーンが形成されても、車両走行により容易に破壊され、飛散する機能を有しています。

【グルービング寸法例】
 幅6~12mm
 深さ6~12mm
 間隔25~60mm

その他の凍結抑制舗装はこちらをご覧ください。
※薄層シングルメルトはこちら/ツインメルトペーブEはこちら

 

特長

  • 01

    冬季の交通確保

    道路上の水分が凍りついてアイスバーンが形成されても、通行車両によってすぐに破壊されるので、積雪・寒冷地域における冬期の道路交通確保に貢献します。

  • 02

    除雪作業を軽減

    アイスバーンを防ぎ、除雪作業を簡略化します。

  • 03

    既設舗装に適用可能

    無公害型の凍結抑制舗装で、既設舗装にも施工することができます。