技術情報
コンクリート床版に適用できる橋面用アスファルト舗装
ハイパーグース
ハイパーグースは、通常のグースアスファルト舗装の特長である防水性・たわみ追従性と、グースアスファルト舗装にはない優れた耐流動性を合わせ持った、流し込みによる舗装工法です。
グースアスファルト舗装より低い混合物温度での施工を可能としたことで、橋梁コンクリート床版のレベリング層としても適用することができます。
通常のグースアスファルト舗装はこちらをご覧ください。
※ハイパーグースは、㈱高速道路総合技術研究所、ニチレキ㈱と当社との共同開発技術であるBLG(Bridge Levelling Guss Asphalt)の当社商品名です。
特長
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01
橋梁コンクリート床版で適用可能
通常のグースアスファルト舗装より低い混合物温度で施工可能なため、ブリスタリング現象が抑制できることから、橋梁鋼床版の基層としてだけではなく、橋梁コンクリート床版のレベリング層としても適用することができます。
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02
優れた耐流動性
通常のグースアスファルト混合物に比べて耐流動性が改善されており、わだち掘れ量の低減が期待できます。 -
03
低臭気
硬質アスファルトを使用しないため、通常のグースアスファルトの独特な臭気を抑えることができます。
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04
優れた防水性
敷均し後の空隙が非常に少ないため、水密性に優れています。
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05
優れた施工性
通常のグースアスファルト舗装と同様に流し込みで施工するので、転圧作業が必要なく、狭小部や凹凸、段差にも確実に充填できます。